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グラジオラス・ピュアベールが咲いた
グラジオラス・ピュアベールが咲いた。
ずーっと前にこのピュアベールに出会って、
それ以来もう一度会いたいと思っていた。
その時買った球根は、うまく育てることができなくて消えてしまった。
以前のグラジオラス・ピュアベールはこちらから⇒
このピュアベールは、春咲きグラジオラス。
夏に咲くグラジオラスと比べると、少し小柄な気がする。
春に咲くグラジオラスは、とても風情がある。
やんわりとした風姿が、とてもよいのである。
数年ぶりに出会って、とてもうれしい。
しかも、とてもたくさん咲いた。
が、他の植物に押されて倒れてしまった。
それで、ひもでまとめられているので、ちょっと独特の風情が感じられない状態。
そこだけが残念なのであるが、これだけ咲いたのだからよしとしよう。
来年もたくさん咲いてくれるように、葉を残さなければなるまい。
このグラジオラスは、春先に咲いたあと、一年中葉が残る。
だから球根としては売っていないのだろうか。
最初に買った時は、葉が途中でなくなったので、ダメになったのだろうか。
分からないことが多いグラジオラス、来年もよいお付き合いをしたい。
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黄金葉のヤブラン・ピーディーインゴット
黄金葉のヤブラン・ピーディーインゴット
Liriope muscari 'Peedee Ingot'
といって、ヤブランで検索してもほとんど関係ないページしか出てこない。
いまどきはヤブランもリリオペと呼ばねばならぬのである。
ヤブランと言えば、やはり斑入りのものを育てている人が多そうだ。
黄金葉というのはちょっと見かけないと思って、購入した。
でも、購入した時には葉っぱが3~4枚、ぐらいのあまりにも小さな株で、
一体いつになったらそれらしい姿になるのかとずっと思っていた。
あまりに小さい株も途方に暮れてしまうもの。
最初の数年は、ほんとに忘れておくしかない状態だった。
いつ見ても、このヤブランの良さがほとんど分からない。
これならよく見かける斑入りのほうがよほど見応えがある気がする・・・・。
自宅のさえないピーディーインゴットの姿を嘆いていたそんなある日、タキイからぴらっと一枚のはがきが届いた。
生育状態が芳しくない為、出荷が遅れます、とのこと。
これを見て、なんでこんなもの予約してしまったんだろう、とすら思った。
なぜ予約しようと思ったのか思い出せない。
ちょっと後悔して数日後、ふいにこのピーディーインゴットの実力を見た気がした。
ずーっと放っておいて、全く気にしていなかったピーディーインゴットは、
いつのまにか成長し、ほどよく日当たりが良くなったせいか、きれいな黄金色になっていた。
なんと、こんなに美しい品種だったろうか?
今まで全く気づかなかった。
こうなると一緒に植えたヒューケラの色合いが残念な気がする。
生育不良で届くのが遅れるというピーディーインゴット、
途端に届くのが楽しみになった。
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アラリア・サンキングの黄金
アラリア・サンキング
Aralia corda Sun King
ウコギ科
いわゆるウドの黄金葉だということだが、
そんなに大きくなるのだろうか。
ここに植えて2年目になるが、あまり大きくなっていない。
他の植物は困ったぐらい大きくなっているから、あまり大きくならないのかも。
でも、その黄金の葉は、とても美しい。
普通のウドは日当たりのよい斜面とか、林道とかに生えているが、
これも同じ扱いでいいのだろうか。
ちょっと悩みつつも、その黄金を楽しむ。
やはり黄金葉の植物はとても良い。
好きなのでいろいろ集めてしまって、なんだか緑の葉よりも銅葉や黄金葉のほうが多い、
ぐらいの状況になってしまったが、好きなのだから仕方ない。
春の黄金色の葉、とても幸せな気持ちになる。
他の銅葉との対比がすごく良い。
鮮やか過ぎて、まさにまぶしい限りである。
その鮮やかさに、いつも新鮮さがある。
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クレマチス・グレイブタイビューティ
クレマチス・グレイブタイビューティ
クレマチスの中で、一番好きなのはこのグレイブタイビューティ。
テキセンシス系のクレマチスが一番好みである。
大きすぎない花弁も良いし、咲き方が良い。
青紫・赤紫・水色あたりが多いクレマチスにあって、深い赤色。
テキセンシス系ではプリンセス・ダイアナの一人勝ちである、という話だが、
自分にとってはこれが一番かっこいい。
クレマチスは植えてもなかなか大きくならない・・・・のか、
我が家の植える場所が悪いのか、最初の数年は花も少ない気がする。
数年前、実家に植えたグレイブタイビューティ、ついに咲きだした。
花数はまだ少なくて、もっと咲くにはまだまだかかりそうだけれども、
それまでが楽しみに思えるぐらいである。
バラもいいなと思うけど、我が家ではセダムと並んでほんとに致命的にやられる割合が高い。
セダムは、大型のかっこいいのも育てたいけれども、虫の発生率が異様に高い。
防除しても、取り去っても、数日内にまた卵が産みつけられてしまう。
もう網のついた小屋にでも入れるしかないぐらいで、どうにもならなくて諦めた。
バラは、せっかく大きくなって、無数の花をつけるようになっても、必ずカミキリムシがやってくる。
田舎ではどうしようもないことなのだろう。
バラ、これも諦めるしかない。
大変な苦労をしても、ほぼ全てのバラが数年内に死んでしまう。
それで、最近は蔓ものはクレマチスに挑戦しているのだが、
こちらはバラと違って成長が遅い。
数年後を楽しみに頑張っていこう。
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シモツケ・ゴールドフレームの受難
シモツケ・ゴールドフレームは、いつも素晴らしい新芽の色を見せてくれる。
オレンジ色の新芽は、いつでも鮮やかで目を奪われる。
特に、本当に芽吹き始めの頃はとても素晴らしい色である。
芽吹き始めのころの画像はこちらから⇒
そして、これになんとピンク色の花が咲くのである。
グレイッシュなピンク、とかそういうのではなく、ただのピンクである。
正直、この花とこの葉色は全く合わないと思う。
それで、花が咲いている時の画像が毎年ないのである。
日が当たると、非常に鮮やかに発色するのだが、
日陰だと上記の画像のようにほんのりと色がつくだけである。
半日陰ぐらいでもそこそこ育ってくれるのでうれしい。
害虫や病気もないので、育てやすい・・・と思っていたのだが、
日陰気味のところにあるライムマウントは、なんとうどんこ病になっている。
その真上に茂っているバラは平気なのに、なぜにこのシモツケが?と思う。
やはりバラ科はうどんこに弱いのだろうか。
その上、今年は見たことないデザインの幼虫が大量発生してしまった。
気づくのか遅かったこのライムマウントは丸坊主になってしまった。
あの幼虫たちはうどんこまみれの葉っぱでもおいしかったのだろうか。
ゴールドフレームはギリギリ間に合って、なんとか助けることができた。
が、助けた方は大変な目にあった。
はしで一匹づつつかんで袋に入れる、をひたすら行ったのである。
一匹でも残そうものなら、巨大に成長し、たった一日で葉がなくなる可能性だってある。
こういう系の食害する虫は、直接的に取り去る以上の方法はなさそうだが、
やはり農薬を使ったほうが効果があって早いのだろうか。
ごちそうがたくさんあるせいか、ヤモリやらトカゲやらがたくさん来ていたので、
農薬にしなくて良かったなと思ったり、せっかくの豪華な食卓がなくなってしまって悪いな、
と思ったりしながら、不気味なのを我慢したのであった。
葉っぱがなくなったものは復活するのか、気になる。
写真のような美しかった葉は、今はもうないのである・・・・・。
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シラー・ヒヤシンソイデスにであう
シラー・ヒヤシンソイデス、という名前で売っている、この植物。
とても素敵な写真だったので、買ってみた。
情報がなくて育て方なども全く分からないのだが、
きっとシラー・ぺルビアナなどと同じで、放っておいても大きくなるか、
掘り上げないと消える、かのどちらかであるから、ちょっと悩む。
本当にこんなお花が咲くのか、本当にこんな色になるのか、
カタログをみるとそういう疑問がわくような植物がたくさんある。
だいたいは本当にそんな感じになったりするのだが、
今回も本当に素敵な感じだった。
ひょろっと伸びた花茎に先に、なんだかムーミンの世界にありそうなものが咲く。
緑色のつぼみは、よく見ると昔の飴玉のような柄になっていて、
白っぽい紫との対比がなんとも不思議である。
下から順番に咲いていくのであるが、その間にもどんどん茎が伸びていってしまって、
遂には自分の顔のあたりまで伸びてしまった。
つまり、かなり大型のお花であるようだ。
が、ひょろっとしているので、途中で倒れてしまう。
咲ききる前に切ってしまうことになったのだが、それにしても個性的である。
なんだか妖精のような、みたことのない生き物のようなこの姿。
非常に面白みがあったけど、2球植えて1つしか咲かなかったので、
来年売っていたらもう少し追加してみたくなった。
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アークトチス・バーガンディ
アークトチス・バーガンディ
深いダークレッドをしたアークトチス。
シルバーリーフに、深い赤色というのは、案外珍しい色合いである。
この花の形にして実に印象深い色合いというのは、なかなかないのでとても気に入っている。
この花の形にしてこの葉、というのもなんだか意外性がある。
アークトチス・グランディスの色違いだろうかと思っていたが、
ちょっと草丈が違うようである。
アークトチス・グランディスは季節が進むと、背丈がすらりと長くなる。
けれども、このバーガンディはグランディスほどは伸びないように思える。
自分の好みでは、やはりアークトチス・バーガンディである。
前に育てたときは、夏越しがうまくできなくて、あまり長持ちしなかった。
グランディスも長く咲いたけれども、やはり夏には枯れてしまったので、
ちょっと夏の育て方が難しいようである。
高温多湿を嫌うので、乾燥気味に育てるのがよいという。
水のあげ方もひと手間かけたほうが良いのかもしれない。
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ヒューケラ葉ざかり
今年も春がやってきて、ヒューケラが一番美しい季節がやってきた。
あらためて見ると、今我が家にあるのは、生き残った者たちだけである。
最近はあまりヒューケラを買い足していないので、思えば古い品種ばかりである。
最近売っている一覧の写真を眺めるだけでも、大分流行が変わっているのだなと思う。
色々買ってみたい思いもあるものの、ヒューケラは案外高価だし、
基本的には丈夫なので、根づいたものは長持ちしてしまうから、次を買う機会があまりない。
なんとも色彩鮮やかになってしまったものである。
今の気分としては、山アジサイの足元に、暗い色合いの葉色のグラデーションにしたいと思っているのだが、
どの株もとても元気なので、数年先になってしまいそうである。
来年はヒューケラの超特大サイズも売り出されるらしい。
つい見てみたい気分になるが・・・・。
それにしても、葉のきれいな季節である。
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クレマチス・タイダイ
クレマチス・タイダイ
ジャックマニー系で、とても強健だという。
ジャックマニー系は大抵は丈夫なので、まあ安心というところか。
パテンス系とかは、花が咲いてる最中から立ち枯れしたりして、
過去に何度も実に残念な思いをしてきた。
それ故、もうパテンス系はこりごりというのが正直なところである。
まあ、幸いと一番好きなのはグレイブタイ・ビューティなので、
ものすごく困りはしないのであるが、たまにパテンス系あたりも育ててみたくなる。
でも、過去の痛手を思い出して、まあやめておこうと思うのだ。
タイダイというのは、タイでよくみられる絞り染めのことである。
非常に色どり鮮やかなものが多いけれど、日本人好みの渋いものもオーダーすれば作ってくれる。
全て手作業で染められるから、二つと同じものがない。
どれも非常に素晴らしくて、芸術だなあと常々思う。
その名前が付いたクレマチス、絞り柄なのであることは予想できるが、
一体どんな花なのか。ちょっと花型がひっかかるなと思っていたので、数年見送ってきた。
そして今年、ついに手にして、その姿を初めてよく見たのだ。
つぼみはなかなかに圧巻である。
とても大きいつぼみが一斉にうなだれた感じで、なんだかとてもドキドキする感じだ。
咲いた姿は実に華やかである。
ひし形の花型はちょっと大味というか、風情はあまりないのだが、
この絞りが不思議な個性を演出している。
花が咲き進むと色が薄くなって、非常に華やかで明るい色合いである。
なかなかに面白い花で、二番花も楽しみである。
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エキウム・ブルーベッダー
エキウム・ブルーベッダー、という植物を買った。
エキウムというと、やっぱりあの大きな塔のようなものとか、
乾燥した所に生えているというあの直立した植物を思い浮かべるが、
この花をカタログで見ると、そういうイメージとは全くかけ離れているものだから、
全く結びつかない。
いざ咲くとさらに結びつかない。
可憐な透明感のある青が咲くのである。
しかも、最初は少しピンクっぽいが、色がうつろっていく。
よく見たらエキウムという名がついている、そんな感じである。
が、咲き進んでくると、なんとなくエキウムだなというのが解る状態になる。
やっぱりエキウムなものだから、ずんずん咲き進んで、花が咲いている茎が伸びていく。
背景のハロラギスも無事に年越しして、今年も元気である。
いつも伸びすぎてしまって、夏ごろには微妙な姿になってしまうから、
今年は何度か剪定してみようと思う。
背の低い青い花が欲しかったから、特に下調べせずに選んでみたけれど、
よくよく調べたら我が家のお庭にはとてもあっているようである。
乾燥にとても強くて、こぼれだねでも増えていくとのこと。
二年草なので種まきは毎年しないといけない。
よく見たら種もよく売っているようで、たねまきすればこのきれいなブルーがたくさん楽しめる。
ところでこの二年草、というのはいったいどういう意味なのだろう。
育ててみると、ほぼ一年草と同義って気がしているのだが。
アザミなども二年草らしいが、秋に種まきして、翌年咲くとそのまま枯れる。
こぼれたねで6月ぐらいできた種は、そのまますぐに芽を出して育っていくから、
その姿をみると、二年草というか1.5年草。
多分このエキウムは秋まきしてそのまま冬越しして、春にまた咲くのだろう。
ちょうどよい草丈だったので、来年は苗をたくさん作ってみたい。
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オノポルダム・アカンシウムの雄姿
オノポルダム・アカンシウム Onopordum acanthium
去年、初めて育てたオノポルダム・アカンシウム。
あまりにも気に入ったので、今年も植えた。
去年の姿はこちらから⇒
去年は第二会場に植えたのだけど、早めに来た台風でやられてしまった。
それがあまりにも残念だったため、今年は庭に植えた。
といってもこれだけ大きいとどこにでも植えられる場所もそうはなく、
通路のど真ん中に生えている。
まあ、通りにくいと言ったらないのであるが、
それでもこの巨大な雄姿が見られるのはよいことである。
今年はなんとか種取りをしたいものだが、どうなるだろう。
つぼみは、不思議な独楽のようでもある。
とにかくどこを取っても見たことがない、そんな雰囲気でいっぱいだ。
それにしてもきれいな白である。
不思議なことこの上ない。
一体この植物の故郷はどこなのであろう。
ついに花も咲いてきた。
種取り、ぜひとも成功したいものである。
アザミなのであるから、種は簡単にできそうだが、問題なのは気候である。
最近の気候は本当におかしい。
いくら温暖化といっても、5月に34度とはいかに。
庭仕事を昼間にしようとすると、思わず倒れそうになってしまう。
気の毒なことに、付近の小学校はこんな暑い日の週末に運動会だったらしい。
来年からはこんな可能性も考え併せて、運動会の開催時期も考えねばならない時代である。
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キンギョソウ・ブロンズレッド
キンギョソウ・ブロンズレッド
非常に魅力的な、銅葉のキンギョソウ。
一番すきなキンギョソウは間違いなくこれである。
去年までは苗を購入していたが、ついに今年は種まきをした。
自家採取して、たくさん苗を作ったのである。
この花を沢山植えて楽しめるなんて、なんてスゴイことだろうと思う。
キンギョソウは採取も簡単だし、芽吹きもものすごく良いので、
安心して種まきできる。
万が一失敗したら、ということでバックアップの苗をかっておく必要もなさそうだ。
ただ、適当に種取したので・・・・つまり、ブロンズドラゴンの隣に植えてあったから、
もしかしてピンクの花が咲いたりしないか、が心配だった。
でも、それも杞憂に終わったようである。
それどころか、斑入りのブロンズドラゴンのような斑入り葉に真紅の花が咲くという、
こうだったらいいのにを全て叶えた株もできたのである。
やはりキンギョソウはブロンズレッド。
リシマキアと一緒に植えたけれど、なかなかよい雰囲気になった。
このつぼみが上がりだしたあたりの様子といったら、もう素敵としかいいようがないのである。
冬場は輝くばかりの銅葉もあまりにもかっこいい。
冬も楽しめて、夏近くまで花も楽しめる、ブロンズレッド。
来年も楽しみたいので、種取りをしようと思う。
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ニゲラ・グリーンマジック
ニゲラ・グリーンマジック
とても個性的で、美しい姿である。
多分、種から育てればもっと背が伸びるのだろうけれども、
今年は苗を買ったせいか、背が低いままに咲いてしまっている。
なんて美しいのだろうと思う、独特の形である。
きっと細いグラスの穂と一緒に育てたら素敵なのだろうと思う。
ぜひ来年は、エンジェルヘアーあたりと一緒に咲いてほしい。
この美しい花が咲き終わると、次には種が膨らんで、不思議な形になる。
まさしくピエロのような姿で、なんだか人のように見える。
この形も非常に面白くて、注目せざるを得ない。
今年は、この不思議な形の種のふくろに入った種を、沢山収穫しようと思っている。
種は売っていないものだから、種まきしてたくさん育てたい。
このグリーンマジックが沢山咲いているところを見てみたいと思って、
今年はこの苗を探してみた。
ニゲラには、大きく背が伸びるものと、伸びないものがあるようで、
どれがどれなのかいまいち分からないのだが、
来年、このグリーンマジックがどういう姿になるか、楽しみである。
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アジサイ・サンスクリ①
アジサイ・サンスクリ
そういう名札がついた山アジサイを手に入れた。
ネットで調べた限りでは、特に同じような名前のものがなくて、
読み取った字が正しいのかもよくわからないのだが、韓国のあじさいだという。
今年、タイミングよくアジサイに詳しい生産者さんの展示販売に行けたので、色々と話しを聞けた。
アジサイが大好きな先生は、御年70近いのだというが、
好きなことを思いきりやってる人なので、やたら若く見える。
山アジサイの自生状況などを調べたいということで、
ついに去年は山をひとつ買ってしまったらしい。
今年も、それはもう盛大な素晴らしい見本株がたくさんあった。
どれも大きく育った株は美しくて、どの品種も素晴らしい。
見てしまうと、どれも欲しくなってしまう。
でも、自分の好みはやはりカラーリーフ。
山アジサイは、葉が日に当たると黒く変化する。
だから、少し黒っぽい品種が日に当たると、実に不思議な雰囲気になる。
けれど、あまり日当たりの良いところでは弱ってしまうから、当てればよいという事ではない。
アジサイの自生地は、木漏れ日があるような、ちょっと開けた場所だという。
でも、やっぱり黒っぽい葉のものが欲しい。
ということで、先生が進めてくれたのがこのサンスクリである。
このアジサイは、ガンガン日に当ててもよいそうだ。
葉の感じは通常の山アジサイっぽいというよりは、西洋のアジサイのようである。
厚みがあって、でも葉にはオウトツがあって、ちょっと個性的である。
その葉が、まさしく黒としか言いようがない色になるのである。
日が当たってない下のほうの葉は、普通の緑色であるから、
日陰にあってはあまり個性が解らないアジサイなのか。
黒い葉の植物、というのは色々あるけれども、そうはいってもあまり黒っぽくない、
ということが多いものだが、この黒はまさしく黒であり、非常に見栄えがする。
つぼみも清楚でうつくしく、どうやらなかなか素晴らしい花が咲きそうな予感である。
②につづく
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アジサイ・サンスグク②
アジサイ・サンスグク①からつづく
とても気に入った、葉が黒く変化するアジサイ、
つぼみの段階では、なんだか美しい青色の花が咲きそう、という感じ。
咲くのをとても楽しみにしていた。
なかなかに素晴らしい青である。
今回はタイミングよく訪れることができて、まさしく開催初日、桜でいえば三分咲き。
アジサイ先生もとてもうれしそうに顔をほころばせている。
山アジサイは、華やかな咲き方をするわけではないけれども、
その色合いは非常に繊細で、色の変化も非常に面白い。
交雑しやすいので、地域ごとに変化がある。
このアジサイも、おそらく原産地のものとはだいぶ雰囲気が違うのであろう。
そういう交雑が非常に多いので、品種も毎年増える一方なのだという。
生産者の先生も、自分が買った山でこれまでみたことがないアジサイを見つけたので、
名前をつけて今年から売っているのだという。
沢山自分の好きなものに触れて、ついには自分で命名してしまうとは、なかなかうらやましい。
これぐらい趣味に没頭してみたい。
今回は、山アジサイの育て方についての講習会もあったので、聞いてきた。
山アジサイの自生地の写真も見せてもらって、日当たり具合も確認した。
今回は山アジサイの挿し木の仕方についてもポイントを教えてもらった。
適当に挿し木してるけど、案外コツは知らないものなので、勉強になった。
ポイントとしては、
・さし穂の葉は手で摘み取るほうがよい。
・ななめに切るのは発根するスペースを増やす=発根の確立を上げるため。
・土にさすときは斜めにする。
・用土は鹿沼土でいいが、軽いので枝が動きやすい。川砂を少しまぜるとよい。
・さす前に一時間ぐらい水揚げする。
・よい時期は6月中旬ぐらい。このころにさせば彼岸のころには鉢上げできる。
理由を聞き洩らしたものが多いのであるが、
どれも理由がそれなりにあるのであろうから、やってみようと思う。
挿し木は苦手なので、冬挿しできるものが一番簡単で好きなのだが・・・・
剪定も今まではいつしたらいいのかピンとこないのであまりしていなかったのだが、
花後の剪定をきちんとすることがやはり重要らしい。
枝数を増やすには大分深く剪定しても良いみたいなので、今年は剪定もちょっと強めにしてみようと思う。
今回は色々と勉強になった。
非売品(でも交渉すれば売ってくれる)の12号鉢ぐらいの立派な枝数の黄金葉のアジサイがあった。
この写真を撮ってこなかったのが実に残念なのであるが、これぞ剪定が行き届いたアジサイというものであろう。
同じ品種が我が家にもあるのだけれども、全く姿が違う。
さすがプロと言わざるを得ない。これは、剪定を頑張らないといけないだろう。
来年もまた山アジサイとアジサイの先生に会いたいなと思う。
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