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Channel: Golden Child Plants -黄金の庭へ-
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束の間の満開 アリウム・パープルセンセーション

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アリウム・パープルセンセーション

久しぶりに、アリウム・パープルセンセーションを植えた。








アリウムは、どれも興味深い。
色々な写真を見ると、どれも見てみたい気持ちになる。
ものすごくいろんな品種があるみたいだけれども、
なかなかに高価だし、花が咲かないことも多いから、躊躇してしまう。









その中でも、色合いも素晴らしくて、
大きさもほどよい、このパープルセンセーションがとても気に入っている。








アリウムは、種が出来た姿もなかなかに素晴らしいものである。
以前は、咲き終わって種ができたのを見ると、
もうお花が終わってしまった、という感想だったけれども、
今はこのお花の終わったあともなかなか見応えあるなあ、と思う。








園芸も、続けていくといろんな感慨がわくものである。
最初は花だけに目がいってしまう。
けれども、刻々とうつりかわっていく姿もそれぞれのステージでいいものだな、と思えてくる。

その植物全体に対する愛着というか。
球根植物は、ほとんどの季節を丸い球根のままで過ごす。

そして、ほんの数週間だけを花が咲いた姿で過ごすのである。
鑑賞期間が短いからもったいない、そういう風に思っていたけれども、

今はその大部分を球根で過ごして、ほんの数日だけの満開、
という球根植物全体が愛すべきものだという気がするのだ。





クレマチス・火岳(かがく) 旧名スパーク

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クレマチス・火岳(かがく) 旧名スパーク







このクレマチスは、ものすごく丈夫である。
しかも、ものすごくよく咲く。
初心者でも大丈夫、と紹介されているけれども、まさしくその通りだと思う。









以前の日陰のお庭でも、とてもよく咲いていた。
他は結構失敗してしまっていたけど、これは問題なく良く咲く。

色は赤紫で、深い色合いではないのだが、
このすっきりした形がとても気に入っている。








このかざぐるまのような、シンプルな形。
クレマチスはこういう細い花弁のものが好きだなあと思う。


引っ越してきてからも、相変わらず鉢植えのままなのだが、
まさしく咲き乱れる、という感じである。









クレマチスの咲き方というのは、
なんというか、鳥が飛んでいるような、なんとも軽やかな感じがするのである。
その咲き方がとても面白い。

ワイヤーのように細い茎が、不思議な風情を作っているから、
ふんわりとしだれる姿も素敵なのである。



リシマキア・アトロプルプレア・ボジョレー

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リシマキア・アトロプルプレア・ボジョレー
Lysimachia atropurpurea









とても美しい葉と、深い赤紫の花穂が印象的なリシマキア。
大好きなので、毎年育てている。

しかしながら、翌年まで持ち越せたことがない。









以前の姿はこちらから⇒ アカンサスとの組み合わせが良かった年。
こちらからも⇒ 紫系の小花との組み合わせが面白かった年。










毎年、いろいろな植物と一緒に写っている。
今年は、キンギョソウ・ブロンズレッドと一緒である。

いつかやってみたいと思っていた組み合わせで、
その為にキンギョソウ・ブロンズレッドの種取を頑張った。








なかなかしぶい組み合わせになった。
こんな色合いならば毎年見てみたい。








次の課題は、リシマキアの夏越しである。
この植物が毎年花を咲かせて、大株になったらと思うと、
想像だけでニヤニヤしてしまいそうである。

このつぼみが上がってくるところもとても素晴らしい。

うまく夏越ししている人もたくさんいるのだろうか?








葉がとてもかっこいいから、葉をみているだけで幸せである。







来年はどうしようか・・・・
楽しい悩みである。








ヤマアジサイ・紫紅梅

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アジサイ・紫紅梅








以前にも購入したのだけど、ヤマアジサイの水やりになれていなくて、
せっかくの大鉢を枯らした。
ヤマアジサイは、夏場の水やりがかなり難しい。









仕事に行っていると、足りなかった・足りた、の加減が難しくて、
しかもたった一度の失敗が全ての終わりにつながっている。









以前の姿はこちらから⇒

今回のヤマアジサイの展示即売会でも、
やはりこの紫紅梅があまりにもよくて、もう一度これを買う事にした。
そして、買うならばやはり大きな鉢で、ということで、大きめを買った。

時期がバラと重なるし、去年はいけなかった展示即売会。
あらためていろいろと見ると、やはり去年もこればよかったと思ってしまう。











でも、いつ来たところで買うものは結局同じである。
つい、同じようなものを選んでしまう。

やはり人気の品種のようで、いろんな人がこれを選んで買っていった。
この黒軸といい、色合いといい、納得の一品ではないだろうか。










ヤマアジサイ、ちょっと地味だけど、飽きない。
植物の新品種・交配というのは、実に魅力的なんだけど、
なんだかやりすぎ感が強くなりすぎるとちょっと魅力的ではなくなる。
単に派手になっただけ、になってしまったりする。

ヤマアジサイは程よく改良されていくといいな、と思うのだった。






オルレアが咲く

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オルレアが沢山咲いた。









去年たくさん種をとって、たくさんまいてみた。
そうしたら、切り花にたくさん出来るぐらいの花畑になってしまった。

直播でたくさん出てくるし、こぼれたねからもたくさん芽が出る。
庭中オルレアだらけになってしまって、芽が出るのが遅い植物の育ちが遅れてしまった。









でも、なかなかに素晴らしい風景である。

直播でたくさん増えて、こぼれたねでもたくさん増えていく、
でもデザインはそのように見えないような感じ、そこがやはり人気の秘密であろう。









白花はあまり植えないようにしているのだけど、
このオルレアは毎年植えてみたい、そう思うような植物である。









今年は、アグロステンマもたくさん種が採れたので、
それこそ第二会場いっぱいにまいておこうかな、と思う。









オルレアのまっすぐな茎、かわいらしいお花。
春の貴重な思い出である。





アジサイ・未来

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アジサイ・未来が咲く季節となった。







いつも思うのである。
この植物は、黒い葉も本当に美しいのである。

芽吹きはこちらから⇒









しかも、花も咲き始めから本当にきれいなのである。
この縁取りのある赤いつぼみが見られると、とても嬉しいのである。

このアジサイを育てだして、何年ぐらいになるのか。
ついに去年地植えにして、その株はものすごい勢いで成長している。









この未来は、ヤマアジサイの清澄沢を親に持つ園芸品種らしいのだが、
ヤマアジサイっぽさはあまりないから、日当たりでも大丈夫。
むしろ日当たりのほうがその素晴らしい葉が際立つ。







咲き始めのこの姿が一番素晴らしくて、
咲き進むと全体にボケたうすいピンクになってしまう。

年々大きくなっていく未来、今年の冬は挿し木でもしてみようかと思う。
挿し木は5月~6月ぐらいが一番いいとされているけれども、
水の管理がとても大変な時期に向かっているから、自分としてはやはり冬がいいなと思う。







毎年毎年、楽しみにしているアジサイである。
アジサイというのは、大株になるまでには案外時間がかかるものである。
大きく育っていくのがとても楽しみだ。










スモークツリー・グレース

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スモークツリー・グレース

とても美しい葉色が特徴で、いつみても素晴らしいなと思う。
我が家では、なかなか花は咲かないので、少し残念なのだが、
これだけきれいな葉であれば、別に咲かなくてもよいのではないかと思える。







芽吹きの美しさもさることながら、
葉が展開してからもきれいで、何とも言えない色合いをしている。








これも日当たりが悪いとうまく育っていかないので、
日当たりが改善されてからの葉の色の素晴らしさが際立つ。










こういう葉の色は、黄金色の葉っぱにとてもよく似合う。
黄金葉の植物が好きなので、メインはこの色合いを植えているのだが、
やはりその葉と一緒に植えたいのはこういう銅葉。









スモークツリーは植えっぱなしにしておくと、とても大きく育ってしまう。
だから、小さなお庭で植える樹木は、なるべく剪定に強いものが良い。

このグレースも、3月ぐらいに強めの剪定をして、高さをコントロールできるという。
まだ剪定するほど大きくなっていないのだが、そういう話を聞いた。
いつか、剪定することになると思うので、その時はそうしてみようと思う。
ただ、煙のような花は2年目の枝につくので、強く剪定してしまうと花がなくなる。

我が家の木はまだ小さいものだから、花もかなり控えめで、あまり目立たない。
木が大きくなって、すばらしい花が付く日も楽しみである。




バーベナ・ブードゥースター

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やっぱり今年もこの柄のバーベナを買った。
以前の姿はこちらから⇒







バーベナ・ブードゥースター、とかレッドスターとか、そういう名前が付いていることが多い。
この2色の咲き分け柄がなんだか好きなのである。

残念なことに、3株頼んだら、一つ品種の間違いがあったのか、赤一色の花もある。
でも、このバーベナに関しては別に問題ない。








このバーベナは、なめくじが非常によくつく。
今年はなめくじが非常に多く発生しているので、毎晩戦い続け、
遂に、ようやくの満開を迎えた。









あまりにもなめくじが多くて、いろんな植物がダメになってしまう。
特に狙われるのは、葉けいとうのトリカラーパーフェクタとマリーゴールドである。
もう、トリカラ―パーフェクタは諦めた。
ペチュニアももう守りきれない勢いで、どうにも困った。









バーベナはなんとかうまく咲くことができて、一安心である。
なめくじとの戦いは、まだまだ続きそうである。







スティパ・エンジェルヘアーの魅力

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スティパ・エンジェルヘアー









ずーっと前から種まきして育てていた。
なんだかぱっとしないな、という評価のままに数年。
それは寄せ植えし終わった鉢にずっと植えたままになっていた。

グラス類は片付けるのも大変だし、ぐらいの感覚だった。









しかし、冬のある日、実はすごいのではないかと気が付いた。
その様子はこちらから⇒

なんだかきれだなと思った。









そして、6月になって、スティパ・エンジェルヘアーは穂が出て、ますます大きくなった。
庭のすみっこに通るのにも邪魔だなあ、とばかりに置いておくのはもったいない、ということで、
土日はレイアウト変更を行った。









エンジェルヘアーはそれなり大きくなってしまっているので、
今から植え替えるといっても結構大変な大きさでもあるし、
とりあえずは隙間に鉢を置いてみた。

週末は、雨もたくさん降ったけれど、降った後は乾燥した心地よい風が吹いていた。
その風を受けて、とても魅力的な姿を見せていた。

やはり、よいではないか。












いろんなグラスを育ててみているけれども、本物をみたことがあるものは少ない。
育ててみて、ちょっと違うなと思うものもあるが、早々に諦めるのはやはり違うのかもしれない。

この白い穂は、たくさん植えると、ものすごくよい背景になる。
植物を植えるにあたっては、こんなにも均一に白い光を受けて輝く植物はないのであり、
グラスを植えるにあたっては、こんなにも背丈もちょうどよくて、繊細な糸のような姿、
そんなものはなかなかないのである。










この姿を眺めているだけで、とても幸せである。
自分の家にいるだけで、こんなにも見ているだけで幸せ、そう思えるとは。
やはり植物は、いつでも美しい姿を人々に見せてくれる。

猫ちゃんたちと遊びながら、外で風になびくグラスの姿を眺める。
とても幸せである。



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大きく育ったリグラリア

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詳しい品種名を忘れてしまったのだけど、
しわが全体に入るような、ちょっと見かけない品種だったはずだが、
どうみても良くみかける銅葉タイプよりもなお普通のフキになってしまった、このリグラリア。


ちょっと変わった品種というのは、案外普通に戻ってしまうということか・・・・。










まあ、これはこれできれいだから良いのである。

過去に何度かブリットマリークロウフォードなどを育ててみたけれど、失敗し続けてきた。
でも、このとても変わった名前だったはずのリグラリアは、とてもよく育った。

初めてよく育ったリグラリアは、これだった。











美しい葉が、のびのびとしている。
ツワブキとは違う、このやわらかな質感が魅力なのだろう。










普通に戻ってしまった、このリグラリア。
案外いい雰囲気だな、と思うのである。

懲りずに銅葉タイプも育ててみようと思う。






みんなに好かれるアナベル

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アナベルが沢山咲いた。

移植したばかりの去年は、ほとんど咲かなかった。
そして今年、とてもたくさんの立派な花が咲いた。









とても見事な花で、茎はまっすぐ。
素晴らしい花である。


このアナベルは、新枝咲きだから、冬には根元からばっさりと剪定してしまう。
だから、樹形が、とか枝ぶりが、とかいうようなことを気にする必要はない。
宿根草のように扱うことができるから、成長に必要な葉が残れば大丈夫である。









大抵の樹木は、剪定して枝を作っていくのが重要であるから、
簡単に切り取ったりするのはとんでもないことである。
しかし、アナベルならば根本から切っても大丈夫なので、母の稽古に使ってもらった。


普通のアジサイよりも細かい花が繊細で美しい。
とても人気で、挿し木するからと枝を持って帰ったそうである。

やはり白の繊細な花は人気があるのだなと思う。

今年、挿し木した株も順調に大きくなって、沢山の花が咲いた。
梅雨の楽しみ、やはりそれはアジサイである。








アジサイはみんなに好かれる、素敵な植物である。
白のお花はあんまり入れないようにしよう、そう思っている私も、
やはりアナベルは植えてしまった。

ここだけちょっと色調が合わないな、と思うのであるが、
アナベルと柏葉アジサイはそれでも植えてしまうのである。







アリウム・クリストフィ

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アリウム・クリストフィ









とても個性的で、大きな花が咲くアリウム・クリストフィ。
非常にかっこよくて、花開いていくさまがとても面白い。
つぼみの一つ一つが、順番に開いてくのは目が離せない。

以前育てたときの姿はこちらから⇒










どうも、日差しが当たりすぎないほうが色はきれいに出るようである。
日陰のお庭だった時は、紫の色がきれいに出ていた。

明るすぎると、色が負けてしまうのかもしれない。









このアリウム・クリストフィは近づいてみるのが本当に面白い。
しみじみと感心するのである。









これぐらい大きいと、小さな花が沢山あつまっているのが良くわかる。









春先に、ふとあらわれて、すぐに消えていく。
今年も面白い姿を見た。








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エリンジューム・ビッグブルー

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エリンジューム・ビッグブルー
Eryngium x zabeli ‘Big Blue’









去年初めて育ててみた、憧れのエリンジューム。
青い、印象的な花と茎。








この美しい植物、まるで作り物のようなお花であるが、これが本物とは驚きしかない。
つぼみのうちは緑色である。
あれ、ただの緑色?と思うのだが、これが咲き進むとなぜか美しい青に変わるのである。








写真を見ては、本当にこんな植物があるのかと思っていたけれど、
本当にあったのである。








しかも、暖地でも案外育っていけるエリンジューム。
エリンジュームがダメなら、ルリタマアザミでガマンしようかと思いつつも、
でもやっぱりエリンジュームのほうがいい。









暑さがダメな植物は、ほとんど諦めていたけれども、
これは二年目を見られる可能性があるのだ。
可能性、というか2年目を迎えているお庭もたくさんあるらしいから、
これは積極的に湿度を排除して育てていきたいものだ。

今までは、結局信州の高原地帯か北海道でしか育たないんでしょう、と諦めていたのだが、
この品種は暖地でエリンジュームを育てたい人にとっての救世主である。

地植えにするなら、梅雨さえ超えれば大丈夫だろう。









とにかく美しい、エリンジューム。
去年、第二会場に植えたものは、花は咲いていないが、芽吹きはある。
かなり弱ったようだが、来年は花が見られるかもしれない。





エキナセア・グリーンエンビーをみておもう

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エキナセア・グリーンエンビーが咲きだした。

このエキナセアは、咲きだしたところも素敵である。
なんとも目立たない色合いで、大胆なニューサイランの柄に押されて、なんだかよく見えない。

でも、この色合いの組み合わせがとても素敵だなと思う。









エキナセアは、なかなかうまく大きくなっていかない。
苗の当たり外れもなんだかとても大きくて、同じように同じ場所に植えても、
ちっとも大きくならない株もある。

ルドベキアは、似たような雰囲気の花が咲くけれども、
育てるのが簡単で、大量の花が咲くのでやりやすいのになあ、と思ったりする。









夏の花はやはりエキナセアとルドベキア。
ルドベキアにはない、赤やピンク、グリーンなどの色合いも非常に豊かだから、
色々と育ててみたくなるものの、ここはひとつぐっと我慢をして、
ちゃんとお目当ての品種をばしっとまとめて植えなければならない。

植物というのは大抵は一株植えるだけではダメなのである。
たくさんまとめて色のまとまりが出るように使わないと、どこに植えてあるかわからない。
それこそお店で新導入の商品と同じで、あるのがわかるように植えなければいけない。










でも、あれもこれも育ててみなければ、その植物のことはわからない。

どんな株の張り方なのか。
どんな気候に弱いのか、強いのか。
日照はどれぐらいがいいのか。
肥料はどれぐらい必要なのか。
水はどれぐらい必要なのか。
どんな大きさなのか。
どんな色の葉と花を持っているのか。
いつ咲くのか、どれぐらい花期があるのか。

経験を積むためには、いろいろあれこれ育ててみなければわからないのだ。









そんなわけで、植物を植えてお庭をつくる、という状態になるまでには、結構長い時間が必要だ。
植物の生長は年単位であって、一つ植えたらすぐに結果が見えるわけではない。
宿根草が本格的に調子を上げるのは植えて3年目ともいうし、
手に入るのも、それぞれに適した時期だけだから、年中手に入らない。


そうして、いろんな植物を育ててみたくて、実際に見てみたくて、何年経っただろうか。
まだ5~6年ぐらい?
まだまだ、育ててみたい植物だらけである。

いつになったらカラースキームとやらにたどり着くのか・・・・。
でも、育てるのは一番の醍醐味であるから、まあいいのである。










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マリアアザミの一生

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今年、マリアアザミは異様に大きくなった。
大きすぎて、あまりに不思議な植物だった為、付近の人にあれなにと聞かれるほどになってしまった。

なんとなく大きくなっていく、アガベのような植物はたくさんあるだろうけれども、
一年のうちに2メートルを超える大きさになる植物は、ある日突然出現した感があるのだろう。

春先の大きな姿はこちらから⇒










そして、花が沢山さいて、地上に大きく展開する姿を終えるときがやってきた。










花は、本当にたくさん咲いたけれども、写真にとれないぐらい大きくて、写真がない。
どうとっても周辺の家が写ってしまうから、ブログにて公開するのはちょっと無理。










これだけ巨大なものが枯れていくのも、それなりに豪華というか、すごいものがある。
一気に茶色に代わって、壮大に枯れ果てる、といった感じだ。









そして、無数のかわいらしいわたぼうしをつくる。
わたぼうしは、ものすごくつやつやで、とてもきれいだと、毎年思う。










茎ははさみで切れないほど太くなるし、とげとげだし、
この壮大に枯れ果てた枯れ木の山を片付けるのは、結構大変なのであるが、でもやはり見てみたい。
そう思える風景である。


また来年もたくさんのこぼれたねができるだろうから、楽しみにしたい。

マリアアザミの種は、芽吹いて、大きな獣がうずくまっているような姿になり、
無数の花を咲かせ、種をつくり、一生を終えたのだった。
種たちはまた、新しい一生を歩み始めたのである。






ルドベキア・マヤ

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ルドベキアが好きで、いろいろと育ててみた。
いろんな種を買って、たくさんの品種をまいてみた。

一番好きなのは、普通の犬の耳みたいな花のものなのだけれども、
このマヤもぜひとも見たいということで、種まきしてきた。









実は3年目にしてようやく咲いた。

今までは、なんだかうまくいかなくて失敗し続けてきた。
大抵のルドベキアは冬がダメな感じだから、

秋まきしてポットのまま軒下越冬してみたり、春まきしたりしてみたけれども、
ひょろんひょろんの状態になってしまったり、花がちゃんとボール咲きにならなかったり、
なんだかうまくいかない。










結論としては、早めに秋まきした苗を霜を気にすることなく大胆に庭に植えこんでおく、
が正解だったようだ。
一番普通の方法だから、最初からそうしておけばよかった、ということなのだが、
このルドベキア・マヤは種を買ってもほんのちょっとしか入っていないから、
慎重を期した結果、返って失敗が続くという事態になった。








それにしてもなかなかに美しいではないか。
これがルドベキアとは、いわれなければわかるまい。
芽吹いてきた黄金の輝きのカンナともよく似合う。
ここだけなんとも素晴らしく明るい空間が出来上がった。









太陽のような美しいお顔で、咲きはじめの青い花弁が美しい。
まるで太陽、まるで黄金の生き物、そんな感じの元気な植物だ。

しかしながら、このマヤは見かけの通りに頭が重い。
ちょっと雨が降るとすぐにみんな斜めになってしまう。
ここのところ、結構な雨と風なので、みんな斜めになってしまった。









ちょっと諦め気味にフェンスの側に適当に植えたから、写真がとりにくい。
このフェンス、そのうち撤去しようと思っているが・・・・。










ついに出会えた、ルドベキア・マヤ。
とても美しいお花で感激である。




黄金葉のカシワバアジサイ、挿し木が成功

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黄金葉のカシワバアジサイ、とても気に入っている。
なかなか大きくならないなあという感想である。

芽吹きからずーっと黄金色が美しい植物で、
夏場も比較的きれいな色を保っている。
葉の形も個性的でかっこいいし、挙句に色も私にとって重要な色。
もう植えないわけにはいかない。









このカシワバアジサイ、他の場所にも使いたくて、挿し木をした。
自分の技量のなさゆえだけども、これまたなかなかうまくいかないのだが、ついに成功した。









ただでさえカシワバアジサイは挿し木がしづらいというイメージがある。
アジサイ自体は簡単、という意見が多いと思うのだが、
カシワバアジサイを夏に挿し木すると結構失敗率が高い。

我が家では、5月からの挿し木は結構失敗する。
なぜって、日中の挿し穂管理が難しいからだ。

仕事で出かけて帰ってくるまでにダメになってしまったりすることが多い。
腰水をずっと続けることはできないし、鹿沼土だと乾きやすくて水の管理が難しい。
発根までは順調でも、腰水をやめてからが難所になってしまう。









実はもっと適切な方法があるのだろうけれども、出来ていないため、
我が家で最も挿し木の成功率が高いのは冬である。

特にカシワバアジサイなどの北米産のものは、冬の方が圧倒的によい。
やり方は簡単で、2月ぐらいにアナベルの剪定を行った時に、ついでに土にさしておくだけだ。
冬は水揚げもいらないし、ただ土にさして、冬季は他の植物と同じように週1程度の水やりをすれば、春に一緒に芽吹いてくる。

なんといっても特別な水の管理がいらないのがうれしい。
水の管理が非常に重要な夏が来るまでにちゃんと根付くし、
その上あれこれあって管理が大変な時期でもないから、置き場所も確保しやすい。









という訳で、なんとか成功した株がすくすくと成長している。
早く植え込み可能な大きさにならないかな、と待っている。




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