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Channel: Golden Child Plants -黄金の庭へ-
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イテア・イリキフォリアの芳香

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イテア・イリキフォリア
Itea ilicifolia







とても好きなのである。

似たような植物にコバノズイナ、があげられるらしいが、
我が家のコバノズイナは非常に花穂が短くて、ちょっと不満である。

画像検索すると、結構長めの花が咲いているのが多いのであるが、
おそらくちょっと品種が違うのかもしれない。









西洋ニンジンボクも、結構花の形に個体差があるのか、実は品種が違うのか、
我が家にある2本は、全く花穂の形が違う。
やっぱりこれも長いほうがかっこいい。

それで、これならばと思って手に入れたのがこのイテア・イリキフォリアである。
支那ズイナともいうらしい。
これならば文句なしに長い穂であろう、ということで。









しかも、この花、開花期に非常な芳香がある。
この頃、玄関付近でなんとも言い難い芳香が漂っている。
その正体が何かわからなくて、ずっと疑問だった。

バラのような、チューリップのバレリーナも似たような香りがするような気がする。
とにかく、どこからか良い花の香りがするのだ。

で、イテアのことを調べていたら、「芳香がある」との情報を読んだ。
ずっとわからなかったけれども、なんと正体はこのイテア・イリキフォリアだったという訳だ。
なんだか見た目には栗っぽい臭いがしそうなのに、である。

見た目からは、まさかこのような華やかな香りがするとはとても思えない。
holly-leaved sweet spire、という名が添え書いてあるページもあるぐらいであるから、
やはり香りも特徴なのだろうか。

まだまだ小さくて、この木の魅力には程遠いのであるが、
まさかこの植物からこのような良い香りがするとは、
また一つこの木を育てる楽しみが増えたというわけである。

大きくなると、もっと立派になるであろうから、とても楽しみである。




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青いブローディアの生き方

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青いブローディアが今年も咲いた。

ブローディア、おそらくルディーという品種なのだろうと思う。
毎年、ひっそりと咲いて、終わるお花だ。








とてもきれいな青紫で、初夏にそっと咲いている。
花期はとても短くて、ほんの1~2週間咲いたら、それでまたもとの姿に戻っていく。

掘り上げたりすることもなく、なんとなく毎年咲いている。










球根というのは、本当に不思議な植物である。

このブローディアという植物は、通常の姿は丸い物体なのであり、
それがほんの数週間だけ花を咲かせている。

ほとんどは土中にあって、葉はそれなりの期間見られるものの、
花が咲くのはたまたま、ぐらいの状態なのだ。

そう思うと、ものすごく面白い。
哺乳類とかはそういう状態ではもちろんないわけで、
いつも同じような姿をしているのに、この植物はこんなにも姿が変わるのである。









昔は球根植物はつまらないなあと思っていた。
せっかく植えてもすぐに終わってしまって、葉っぱすらそんなに見かけるわけではないし。
でも、今はそういう生き方がものすごく面白いと思える。

その生き方、注目に値する。

猫と一緒に暮らしても、自分との違いにいつも驚く。
自分と全く行動形式の違う動物や植物は、なぜだか自分についての新しい発見をもたらすきっかけになる。

それは、とても不思議な気持ちである。
自分以外の生き物の生き方に尊敬の気持ちが湧く。
その多様性に驚きや尊重の気持ちが生まれる。

ほかの生き物と暮らすというのは、そういうことなのかもしれない。





リシマキア・ミッドナイトサンとビオラ・ラブラドリカ

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リシマキア・ミッドナイトサンは、案外素敵な植物である。

というか、リシマキアの銅葉ではない品種は、ちょっと微妙だなあと思う色合いなのだが、
いざ花が咲いてみると案外良いので驚く。









普段はちょっと地味なのであるが、リシマキアは花が咲くと案外良い雰囲気である。
画像検索すると、株を覆わんばかりに咲いているものもあるから、
大きくなって力が付けば、非常に素晴らしい姿になるのだろう。

なんとなく地植えにするとあまりうまくいかないイメージだが、
実際にはとてもよいグランドカバーになるのであろう。








冬に、ビオラ・ラブラドリカと一緒に植えてみた。
このビオラは、冬から春ぐらいまでは非常に素晴らしい銅葉の持ち主である。

でも、花が終わると葉の色もかなり色褪せて、あまり見応えはなくなってくる。
もっと暑い時期になると、さらに枯れが入ってしまう。
夏に主役級の鉢に植えたままなのは残念であるから、そろそろ植え替えをしないといけない。










でも、色は褪せてきたものの、なかなか良い茂り具合ではないだろうか。
今年は一時期暑かったものの、7月なのに肌寒いという具合であるから、植物の調子は良い。
イギリスがいかにこの手の植物にとってよい時期が長いかを想像してしまう。










立派に茂ったラブラドリカは小さな鉢で夏越しする予定だが、
このリシマキアはどうしようか。
今地面に植えても夏は越せないだろうから、鉢に入って秋を待つ。


リシマキア、結構好きな植物である。




ルドベキア・チェロキーサンセットと種まきの楽しみ

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ルドベキア・チェロキーサンセット
Rudbeckia hirta 'Cherokee Sunset'

これも種まきをしたもので、咲くまでに何年かかかっている。

なかなか、種まきも難しいもので、うまく育てられない。
そもそも、最初の数年は、種まきなんて面倒だし、
とてもできない・うまくいかないと思っていたから、やりたくなかった。
場所・時間・費用といった色々な苦労とコストを考えれば、買う方が安いと思っていた。

けれども、やはり種まきがしてみたくなって、種まきをするようになった。
最初は、ごく小さいうちに失敗したり、発芽しなかった。










何も知識がなくてやるものだから、結構な数の失敗を重ねている。
まずひょろっとした小さな糸くずのような芽の時期をガマンするのが、
自分にとっては案外難しいのである。
その時期の水やりに失敗したり、徒長したり、虫害にあったり、腐ったり。

そこをクリアしても、植物の生長サイクルと種まきや定植の時期・成長の時期を知らないと、
失敗する要素が増える。
種まきをして得た最大の経験は、何事も適期に行わなければ実を結ばないということだ。
いくらまきたくても、全く違う時期にまいてもどうにもならないのだ。










そうして、ちょっとずつ種まきもうまくなって、今では春と秋の種まきはやらねばならぬことのうちの一つとなった。











それで、このチェロキーサンセットだが、おととしの秋にまいて春に定植したのに、
なんと大きさ10センチぐらいの苗状態のままで一年以上を過ごした。
なぜ大きくならないのかもわからず、せっかくよい場所に植えたのに、
ずーっと地味な苗のままだった。










植物というのはこういうことがよくある。
植えても、なぜか数年間鳴かず飛ばずだったりする。
ろくに姿も変わらず、ほぼ苗のままだったり、まったく発芽しない球根というのは、
一体どういう理由なのか、ちっともわからない。

何を失敗しているのかよくわからず、もう何を植えたかも忘れてしまって、
冬越しの間は、何度抜いてしまおうと思ったかしれない。
でも、秋から冬の間にぐっと株が大きくなった気もするし、とおもってガマンした。










が、今年の初夏を迎え、チェロキーサンセットはついに本気を出した。

この咲きっぷりはちょっとすごいものがある。
まるでダリアのような、キクのような、この豪華な花といったらない。








これは待ったかいがあったというものである。
これだけ咲くと、なかなかに見事である。

つぼみまでが大輪のキクのようである。

個体差が非常に激しい品種らしくて、ダリアのような花のものもあり、八重ぐらいのものもあり、
色褪せたようなものもあり、色も形も様々で面白い。










これが今年の冬を越せるものなのか、そのあたりも良くわからないのだが、
このペースでしか咲かないとなると、この場所を楽しむのは一年おき?
それとも、まきどきを変えれば秋にまいて春に咲くのだろうか。










種まきが下手なので、いろいろと失敗や間違いがありそうだが、
でも自分で育ててみたり、種をとって更新してみたり、そういう事もなかなかに楽しいのだな、と思うのだった。

種まき、その楽しみは結構奥深いようだ。


それぞれの性格

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わらびちゃんとサスケは、動物病院の事件があって以来、
しばらくギグシャクしていたが、再びなかよしになった。

仲がいいのか悪いのか、
わらびはしょっちゅうサスケに八つ当たりし、唸り声をあげて、
毛がとびちるぐらいの取っ組み合いをしたり、
たまにサスケがニャッと声を上げるぐらいかみついたりする。

サスケが鼻先をにょろっと通ったりするのも気に食わないらしくて、
日に何度もシャーシャー言う。

猫ってこんなにシャーシャー毎日のように言う生き物なんだったろうか、と思ったりするが、
多分これはわらびちゃんの性格なのだろう。
わらびちゃんは、たまに餌をあげてくれるお母さんにも全くなつかない。
あげても警戒してなかなか食べないらしく、結局サスケがほとんど食べてしまうらしい。
でも、飼い主には結構デレデレである。

ものすごく感情豊かというのか、すごくかわいらしくたくさん甘えるし、
言葉がわかるのだろうか、今日は一緒にお布団で寝ようね、と言った日は、
必ずお布団にのっかってくれる。

映画を真剣にみていると、かまってほしくてずっとニャーニャー言っていたり、
しまいには構ってくれないので、すみっこで小さくつぶやくように寂しそうに鳴いたりする。
おもちゃをもってきたりして、遊んでほしがったり、普段は乗ってこないのに、
ずーっとおひざに乗っていたりと、飼い主は家ではおちついて映画を見れなくなった。










サスケは、何というかちょっと能天気で、ウニャウニャいいながら歩く。
とてもおしゃべりな男子である。
大抵の場合、ウニャウニャと速度に合わせながらなにやらつぶやいてる。
猫ってこんなに終始つぶやいているものなのだろうか。

そして、ちょっと運動神経が悪い。
わらびちゃんが抜群なのと比べると、大分おっとりな動きである。
ブラッシングの時も、微動だにせずがっしりと立ち尽くすので、とてもやりやすい。

映画をみている時などは、サスケは早々に洗面器に入って寝ているし、
夜一緒に寝ようと誘っても、結構知らん顔だったりする。
が、いつも使ってるお皿の音がしようものなら、すっ飛んでくる。

ごはんという単語だけはよく覚えていて、
たとえ飼い主にとってはいたずらにしか思えないことに没頭していても、
ごはんだよと呼ぶと速攻でニャオニャオ言いながらやってくる。

もちろん餌をくれるのであれば、たまにしかこないお母さんにもすりすりするらしい。
大抵のことはわらびちゃんに遠慮してるっぽいサスケだが、
ごはんだけは一番最初にとびつく。










猫ってこんなに性格に個体差があるんだなあ、と思う。
実家には1匹しかいなかったから、猫はこういう生き物だと思っていたら、
人間にも色々いるように、猫にも相当いろんな性格があるんだと発見した。

そう思うとなおかわいらしい。
猫たちとの暮らしが、幸せでたまらないのである。









わらびとサスケが来て一年半、ようやく人間と暮らすことに慣れてきて、力加減も分かってきた。
人間は怪我することが減って、快適な暮らしになってきたこの頃である。




斑入り葉のキンギョソウ、真紅の花が咲く

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去年、キンギョソウ・ブロンズレッドの種取をした。
そうしたら、斑入り葉に真紅の花が咲くタイプができた。








ブロンズドラゴンは、非常に美しい斑入り葉を持っている。
あまりにかっこいい葉で、非常に魅力的なのだが、あの薄ピンクの花がいやだな、と思っていた。
もし、この斑入り葉にブロンズレッドのような深い赤色の花があったら、一番いいのにと思っていた。

特に特別に受粉して種を取ったわけではないから、変わった株ができないかなと期待していた。

そして、夏ごろになって、斑入りの株に花が咲いた。









混ぜないでレッドのみを採取したつもりだったが、
芽吹いたら斑入りもたくさん出てきたので、失敗だったかな、と思ったのだが、
素晴らしい色の花が咲いてうれしい。

このキンギョソウは鉢植えだとうまく育てられなくて、ちょっとしか花がついていないが、
多分地植えにしておけばうまく育つだろう。

ほかにも、銅葉に濃いピンクの花とか、いろいろなものが出来た。
今年は、この斑入り葉の株の種取をしてみたいと思う。





ユリ・クシマヤ

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ユリ・クシマヤが咲いた。

どういうユリか見てみたい。
そう思って、植えてみた。

このユリは、ヒマラヤ山脈原産のユリとオリエンタル系との交配種だそうだ。
エメラルドグリーンとえんじ色の組み合わせが特徴の大輪の花という紹介だったので、
とても期待していた。

しかしながら、本当にずっと雨続きで、もう何週間も降り続いているから、
お庭の植物が見ごろを迎えていても、鑑賞できる状態ではない。
咲きかけが一番美しいのだが、そこをちゃんと見られなかった。

で、写真でみると、グリーンはあまり感じられないのだが、
それでもほんのりと色合いが感じられる。

咲きはじめはもう少し色が入ったのか、それとも最後に色が入るのか。
それを確かめる前に、散ってしまった。










非常にふくよかで、ふっくらと大きなユリである。

つぼみはもはや不気味なほどの雰囲気で下を向いている。
後ろから見ると、この赤い筋が妙に目立つ。

ウバユリを思わせるその姿は、我が家ではあまり見かけない種類の姿である。
ユリはやはり鬼百合とかが好きなので、小さなつぼみのものが多い。

だから、つぼみを見たときは驚いたけれども、咲いた姿はさらに驚いた。
思っていたよりも、とても大きい花だったからだ。









香りも濃厚で、ユリ特有の香りだ。

実家のチョビがよく草を食べにくるので、やはりユリは植えるのはやめておこうかと、
最近思っていたのだけど・・・・・・。

でも、やはりユリには独特の魅力があるものだから、ちょっと未練がある。

このユリには、どうしようもなくもったりとした感じがあって、
何と言ったらいいのだろう、オニユリたちとは全く違う迫力がある。






ユッカ・リネアフォリア

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ユッカ・リネアフォリア


呆れるほどに小さい、我が家のユッカ・リネアフォリア。
このユッカが一体なんだったか、そもそもユッカだったか、それを思い出すのも一苦労。
つけた名札もとうの昔に読めなくなった。

それぐらい放置しないとやってられないぐらい、ゆっくりのんびり大きくなるユッカ。
よく写真でみるような大きな姿になるのに、何年ぐらいかかっているのだろう。

生まれた地で太陽を見ながら育っていたのに、
こんな異国の地に連れてこられて、暑いわ寒いわ、挙句に湿度もすごくて、
下手すれば数週間雨が降り続く中でもひっそりと成長している。
いくら丈夫だからって、結構な扱いではないか。









なんだか、この植物の身になってみると、ちょっと不憫な感じすらする。
こんなところに連れてこられて、一体どんな気持ちなんだろう、

まあ、それを言ったら、このお庭の植物で日本原産のものは多くはないのだが。
でも、そんな気分になるぐらい、ユッカは異国情緒がある。








まだまだ直径20センチぐらい、ずっと庭のすみっこにいたけれども、
ふと見たら、結構順調に育ってるようで、新しい葉を沢山だしていたから、
せっかくだから飾ってみた。

こうしてみると、なかなか素晴らしいアクセントになる。
異国からやってきた、たくさんのいろんな姿の植物たちと、一緒に並んでいる。
なんとも不思議な状態ではないだろうか。

異国からの珍客、ユッカ・リネアフォリア。
自分が老人になるころかもしれない、立派な姿になるのには・・・・・。






冬越ししたカンナ・レッドストライプ

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カンナ・レッドストライプ

地植えのまま冬越しするのは無理だと思っていた、レッドストライプ。

今まで、過去に外で越冬できたのは、
カンナ・ベンガルタイガーなどの、縞の入ったタイプだけだった。

今年は、お庭が広くなったし、日当たりも良くなった。
地植えで冬越しできるかは、やってみなければわからなかったから、
予備の株は作っておいた。








結果としては、場所によっては可能、だった。
風が一番当たる場所ではだめだった。
けれど、障害物が多少でもあるところならば、冬越しできるようだ。

ただ、特に寒い冬が来たら、ダメになってしまう可能性はあるから、
用心は必要だろう。

夏に向かって、大きくなっていくカンナ。
今年もこの美しい姿が見られるのは、非常に楽しみである。

今年は何と一緒に植えたら面白そうか、そんなことを考えるのも楽しい。









第二会場は撤退

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これまで、たった二年だけれども、縦横無尽に植物を植えて楽しんでいた、
第二会場は撤退の運びとなった。









理由はいくつかあって、

まずは草取りが超大変であることが一番大きい。

夏場は週末ガーデナーにすぎない自分に処理できる分量ではない。
従って、母が半分ぐらい手伝ってくれていたのであるが、母の植物アレルギーがひどくなって、
とても草取りどころではなくなった。
あそこに行くとひどくなるということで、一体何が原因かわからないが、
それではとても頼めないし、かといって自分ひとりではどうにもならない。









あと一つ、それなりに重要な理由もある。
付近で不審なトラブルが多発していているのである。
妙に巻き込まれても困るし、これは引き時であると何かが告げているのかもしれぬ。









植えた植物が良く育つということは、植えていない植物も異様な速度で成長するということである。
草取りぐらい、と思っていたけれど、それは想像を超えていた。

植物を育てるのは非常に楽しく、自分にとって人生の一部であるといえるが、
そうはいっても仕事に差し支える量を処理することはやっぱりできない。
といって、この場所を維持するために、もっとヒマな職場に変更することも今すぐはできない。

自分の眼の前に手入れすべき庭はあるのだから、手に余る分はやめることにした。










でも、やめるとなったら未練たらたらである。
あれもこれもやってみたかった、植えてみたかったものばかり。

写真を振り返ってみると、ほんとによくのびのびと育つものである。
特に作為がないから、余計に良いというか。

自分の目の前のお庭には、やはりいろいろと考えてみたりしたあとがある。
それが良いか悪いか、自分の計画通りだったか、つい考えるから、
植物そのものの勢いを楽しむことより、別のことばかり考えてしまう。
仕事のように植物をみてしまう。

だから、こういう野放図な場所もいいなと思ったのだが。









どこか、もう少し手入れしやすい場所があれば、やりたいのだが、
キャパを超えた事というのは、素直に諦めたほうがよいのかもしれない。

猫についても、もっとたくさん飼いたかった、とか思うのだけれども、
よくよく冷静に考えれば、そんなにたくさんの猫のお世話は、金銭的にも時間的にも今の自分には無理なのだろう。
今、たった二匹のお世話だって、結構時間がかかって大変だ。
猫は置物ではないから、単にお供えもののように餌をあげて、おトイレの始末をすればおしまいではない。
猫ちゃんたちは、しらんぷりの自分勝手と思われているが、実際にはコミュニケーションをとりたくてたまらない生き物である。

植物だって結局はそうなのだから、と自分にいいきかせる今日この頃。








ルドベキア・チェリーブランデーが満開

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せっせと種まきして育てた、ルドベキア・チェリーブランデー。
これも去年まいたものがようやく大きくなったものである。








非常に美しい花で、とても目を引く色合いだ。








これだけ美しく咲きそろうと、植えてよかった、という感想もしきりである。








しかも、花があまり重くないので、梅雨の長雨でもすっくと立ち尽くしている。
重たい頭のチェロキーサンセットが、みんな倒れ気味になってしまって、
どうにも困ったという状態であることを思うと、非常に優れた状態であろう。








今年は、この植物が沢山さくとは思えなくて、セル苗も入手しておいたけれども、
そんなものは全く必要なかったようだ。
去年一年間、ほんとにでっかくなるのかしらと疑う状態だったルドベキア・チェリーブランデー。

今年、ぐんぐんと伸びて美しい姿になった。








カンナやグラスとも相性が良いだろう、チェリーブランデー。
あまり計画のなかった今年の庭に、急に主役の色を決めてくれたかのような状態である。
もう今年のお庭も、この黒赤中心でいくしかなかろう。









このチェリーブランデーが咲くだけで、雰囲気が違うのである。









消えそうになる夏の小道からちょっと覗いてみた。
手入れ用に道を作ったが、もう通れない。

無計画に植えるとこうなる、という見本のような状態である。
もういろいろ困った状態で、整頓しないといけないのだが、
やっぱり大きくなったパンパス・プミラをどうしたらよいのか、悩んでしまう。

とても美しい姿だから、これでいいかな、とも思う。





ペチュニア・ヨコハマトワイライト

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ペチュニア・ヨコハマトワイライト

今年見たペチュニアで、一番印象的で素敵だなと思ったのは、
このヨコハマトワイライトだった。








深い色合いは、他にはなかなかない雰囲気である。
古くなった黄金のような、いぶした金のような、深い色合いに、
濃い紫色の色合いは、本当に素晴らしいと思う。
そして、大きすぎない花もよい。

まさしく、黄金色のペチュニアだなと思った。









ペチュニアは、自分にとってはなかなか難しい植物である。
最初はきれいだけど、梅雨ごろから元気がなくなってしまう。

切り戻してもなかなかうまく復活しないままに終わってしまう。
うまくすればおそらく秋遅くまでさくのだろうけれども、どうも秋まで持たない。
まず葉っぱが茶色になってなくなってしまう。

今年は土を新しいものも使ってみたけれど、
これはお水のやりかたもよくないのかもしれないし、
多湿がやはり大きな原因かもしれない。








簡単そうでなかなか簡単でないペチュニア、
毎年少しづつ栽培もうまくなっていきたいのであるが、
どうにも苦手、なお花である。

育て方などを検索すると、水のやり忘れ以外に失敗のしようがない、
ぐらいの事がかいてあるのになあ、と思う。



聞いていた話しと違う

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一体だれがそんなことを言ったのか。

聞いていた話しと大分違うではないか?

猫は孤独を好む孤高の性格で、まったく構ってくれない自由人であると。
人間のあとをついて回るのは犬のやることで、猫はしらんぷりであると。

とんでもない嘘ではないか。
映画を見れば最後まで邪魔しつくし、全く見た気がしないし、
トイレに行けば中までついてくる。
トイレの扉を閉めようものなら、外で開けろや入れろやの大騒ぎで、ゆっくりできない。
どこに行くにもついてきて、猫を残して外に出るなんてどうやってやればいいのだ。

おふろに入れば、気になるらしく、何度扉を閉めても開けてしまって、じっと見ている。
濡れたくないのではいる気はないみたいだが、ずーっと見ている。









パソコンをつければ二匹で画面前に陣取るので、ちっとも画面が見えない。
上手い事寝静まるのを待ってからでないと見れない。

せっかく寝付いたのに、タイミング悪く宅急便が来てしまって、起きてしまう。
これで夕方の餌の時間まで大丈夫と思ったのに、また寝付くとこからやり直しである。

本を読めば、本の上に持ってきたボールを落として、遊びの催促。
ボール遊びをしている最中に、つい漫画を読んでしまおうものなら、
ニャオン、ニャオンと鳴いて遊ばないの?と呼びかける。










ボールを投げれば、キャッチしたボールを持ってきてくれる。
といっても、これはくれるわけではなく、うまい事狩った気がするものは、
隅っこでしばらくねちねちと噛んだり蹴ったりするのであるが。

猫と言えばひっかくイメージだが、実際にはかみつきのダメージのほうが大きい。

ドアというドアはあけていたずらするので、ベビー用のガードアイテムも必要だ。
食べてはいけないものも食べるから、可能性のあるものは全てしまっておかなければならない。










先週は出張でずっといなかったものだから、
おふとんを敷くと二匹そろって飛び乗ってくる。
どうも一緒に寝てくれるらしい。


久しぶりに帰ってきたら、
サスケは足をふみふみしながら歓迎してくれたが、
わらびちゃんは全くスルーして玄関で遊んでいる。
十分遊んだあとで、ようやくニャ~ア~ア~と言い出したが、
なんだかちょっとイラついているようだ。

なぜかご機嫌斜めである。
しばらくいなかったのが気に食わなかったのか?


人間でいえば3歳児ぐらいと同じ行動をとるので、
職場でそれぐらいの子供がいる人と話しをしているのを聞けば、
猫を飼っている人は猫はそうだよね、と思い、
お子さんがそれぐらいの人は子供ってそうだよね、と思うだろう。


そんなワケで、どうも超シニアな猫をイメージしたような猫像がまかり通っているのであるが、
猫が手がかからないというのは、犬と比べれば散歩にいかなくてよい、ぐらいのことであるから、
騙されてしまってはいけないのである。


コバノズイナ・ヘンリーズガーネット

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コバノズイナ・ヘンリーズガーネット

このふさふさが、魅力的なヘンリーズガーネット。
でも、我が家のヘンリーズガーネットは、ちょっと花穂が短い気がする。

ほかのお庭をみてみると、もっとふんわりと長いのであるが、
我が家のはあまりふんわりしてこないのである。
とてもうらやましい。

それで、ちょっと残念に思っていた。
こういうものは個体差もあるし、実は品種違いなんてこともあるから、
別のヘンリーズガーネットも手に入れてみたいのだが・・・・。

母は、この木はやたらはびこるからやめたほうがいい、という。
というか、母は大抵のものはおおきくなるから、とか増えるから、とかいうのである。
そんな最終形態のことを言ったら、どの植物だったそうなだけでど、
そんな簡単に最終形態にまでならないよ、と思わざるを得ないが。










が、フィカス・プミラは比較的短期間に最終形態近い状態になってしまって、
伐採することとなった。
あのホムセンで超ちっちゃい瓶とかにいれられて、かわいらしく売っているアレは、超巨大化する。
たったの3~4年で、基部の枝は直径10センチぐらいになり、
葉は数平方メートルを余裕で覆い、隣家の壁にまで進出しだすのである。

お隣は新築であるから、ご迷惑になるということで、
やむなく伐採したのだが、多分たったの一株で2件分ぐらいの壁を覆えそうである。
たまにツタに覆われた家を見て、一体何株のツタを植えたのかと思うけれど、
実際には1株であんなになるのかもしれない。

話がそれてしまったが、ヘンリーズガーネットは最終形態になるには時間がかかりそうだ。
まだまだ小さいし、地下茎でふえていく気配が見られない。
もう少し本格的に大きくなって、花がおおきくなったらいいな、と思う。





リシマキア・ミッドナイトサン

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リシマキア・ミッドナイトサン

暑さに弱い、というべきか、水切れに異様に弱いというべきか、
なかなかきれいなまま夏を越すことができない、リシマキア・ミッドナイトサン。








でも、まだ本格的に日差しがない今、非常に生き生きとしている。
他にも、湿度と温度が大好きなシダやコロカシアは、ものすごい勢いで成長している。









この少し凝った色合いの葉、非常によく伸びる。
とても美しい葉には、微妙な筋が入る。
とても見応えのある、美しい姿だ。









これがいつまでこの姿を保ってくれるか、とても気になるところであるが・・・・。

なかなか水切れさせないのが難しい。

花もなかなかにかわいらしいので、見応えもある植物だ。
今年こそは、夏越ししてくれないかな、と思うぐらい、大きく育っている。

うまく大きく育った植物は、いつでも心豊かにさせてくれるものである。
それが心地よいので、大きく葉を茂らせる植物が育てたくなってしまう。

花もやはりいいけれども、花はすぐ終わってしまうから、
葉が楽しめる植物を育てるのが、やはり好きだなと思う。











今年もついに暑い夏がやってくる。







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アメリカヅタの斑入り 

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アメリカヅタの斑入り、とても美しく茂ってきた。







上の写真がいわゆるヘンリーヅタである。
なぜかヘンリーヅタの斑入り、とか名前がついているけれども、違う品種にみえる。
葉っぱが全く違うような気がする。

まあ、要は西洋のツタ、ぐらいの感じなのだろうが、
いくらなんでもこれもあれもヘンリーヅタ、と括られるのはちょっと残念かもしれない。
かわいそうだから、きちんと名づけて流通して欲しい。

普通のヘンリーヅタのほうは、もうすごい勢いで大きくなる。
紅葉も素晴らしいし、かっこいい。









でも、この斑入りの方は、ちっとも大きくならないのである。
買って数年、ずーっと小さいままで、鳴かず飛ばず。
しかも、油断すれば青い葉がでてきてしまって、斑の入ってない姿に戻ろうとする。
だから、青い葉を切って切ってきりまくって、この白っぽい姿を保つ。










あんまり日焼けしない品種だったような気もするし、夏の間頼もしい葉だ。
そろそろ梅雨明け、夏の花は少ないから、やはり葉が最大の魅力となる季節。
とても楽しみな季節の到来である。





ワイヤープランツは涼しげ

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ワイヤープランツ、それは結構どこにでもあるし、
放置されてものすごく広がっているお庭もある。

あまりにもよく見かけるので、その魅力を見過ごしてしまいがちだが、
実はとてもきれいで素晴らしい植物だと思う。

ワイヤープランツはどこにでもあって、とても手に入りやすいし、
しかも非常にきれいな姿が夏も続くので、涼しげに見える。

夏、一番涼しげに見えるのは、白やブルーの花などではない。

この暑さの中でも、まるでその植物の周りだけは涼風でも吹いているかのように、
超然とダメージのないきれいな姿を保っている植物が、涼しげな植物というものの定義であると思う。








ワイヤープランツは、我が家では冬の寄せ植えなどについ入れてしまう。
冬に使える葉物というのはそんなにないから、とてもよいのだ。
しかも、冬の寄せ植えが終わった後が使いやすい。

ツタ系を使ってしまうと、その後どうするかは結構悩ましい。
あっという間に大きくなるし、鉢にうえておくと他の植物を駆逐する勢いだから、
どうするか悩む。










でも、ワイヤープランツは、比較的その後も使いやすい。
絨毯のように一面に広がる姿も、なんだかとても美しいし、
ほかの植物と一緒に下垂する姿も美しい。


背景としても素晴らしくて、なんだかこれがあるときれいに見える・・・・・
ような気が自分はしている。
雑貨とかは置かないし、特におしゃれな鉢もないので、
うまく背景になってくれる植物は、とても好きだ。









鉢や雑貨は置かない、というよりは置けないだけのだが。
あれこれ植えてみたいものが多すぎて、そういうものをおくスペースがない。
いつかは植えてみたい病も落ち着いて、空間も確保し、雑貨的なものもおいてみたい。









このまま数年たったらどんな姿になるのか・・・・。
とんでもない大きさになるのかもしれないが、適度に刈り込みつつ、そっと見守ろうと思う。


ロータス・コットンキャンディ

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ロータス・コットンキャンディ











ふんわりとしていて、自然と枝垂れるタイプの植物であろう、ロータス・コットンキャンディ。
なんとなく湿度には弱そうな見た目なのだが、
これで這性ということになれば、一体何に植えれば夏を越えられるのか、
ということで、背の高い鉢に植えてみた。









育て方はあまり情報がないが、湿度に弱いタイプではあるだろう。
暑さには強いようであるが、寒さはどうだろう。
ほかのロータスと名のつくものは、なんとか冬越しはできるので、
なんとか冬越しは大丈夫だろう。

弱そうな姿で、植え付けて直ぐは根元が黄色くなったりと、
非常に不安な推移を見せているが、大丈夫だろうか。








なんとも独特の雰囲気である。
葉の形が変わっているので、ちょっと違った雰囲気が出る。
面積の大きくない葉っぱで、とげとげしていないところが、独特である。

葉っぱばかりの時期、こんな雰囲気の変わった葉があると、変化が出る。
いろんな葉を置いて、それぞれの美しさを見られるのが楽しい。









ついにとても暑い時期になってきて、庭仕事も大変になってきた。
でも、元気な葉っぱを見るとさわやかな気持ちになる。



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